今日は先日買ったローライ君の試し撮りに、駒込の
旧古河庭園へ行きました。ここはバラで有名で、
バラの開花時には混雑しますが、それ以外はいつも閑散としていて、ちょっとした
穴場です。
フィルムの装填は、購入時に店員さんに教えてもらったので問題ありませんでした。カメラ側とフィルム側のスタートマークを合わせて蓋を閉め、フィルム給送ネジ?をグルグル回すと、カウンターが1になりネジがストップします。
久しく忘れていたメカニカル、というか
カラクリ仕掛け的なムードがGoodです。一緒に持っていった一眼レフで露出を測り、ローライ君の絞りとシャッターをセットし、上からピントグラスを覗いてピントを合わせ、シャッターを切ります。
さて、二枚目を撮ろうと給送ネジを回そうとしましたが、あれ~・・・
回りません。てっきり、シャッターを切ったらネジのロックが解除されるのかと思っていたのですが、そうではありませんでした。幸いすぐ分かりましたが、給送ネジの横を押し込むとロックが解除される仕組みです。このカメラはフィルムを給送しようとしまいと、シャッターが切れるようになっているので、シャッター切る→すぐ給送→シャッター切る直前にシャッター・チャージというように、
ルーティンを決めておかないと意図せざる多重露光をしてしまいます。
暗くてピントが合わせずらいとか、どこまでどう写りこむのかよく分からないとか、水平がすごく取りにくいとか、絞り・シャッタースピードの刻みが大雑把(概ね1段)で、リングにクリック感がないのでどうセットされているのかよく分からないといったことはありますが、まあ数をこなせばある程度はなんとかなるでしょう。
そういったネガティブはむしろあまり気にならず、
ガラスレンズを通してフィルムに光を焼き付けているっていう現実感・リアル感があって、とても新鮮でした。逆に、いつもな使っている
デジカメが、とてもバーチャルに思えてきました。
しかし、
ちゃんと写ってるだろうか?ちょっと心配です。