以前から気になっていて中古をマメにチェックしていた。しかし、価格は高値で安定しており、おまけにかなり酷使されるタイプのカメラらしく、程度のよいものがなかなか出てこない。ついに痺れを切らして、値段には少々目をつぶって買ってしまった。
6×7の選択肢は事実上4つしかない。ペンタ、RB(RZ)、セブン、マキナ。ペンタとRBはとんでもなく安いが、とんでもなく重い。セブンとマキナでは、値段が少なくとも倍ぐらいは違う。だから、これしかないのだ。
セブンとセブンⅡの違いは、吊り金具(セブンは横吊りができない)、ブライトフレームの色(セブンは白、セブンⅡは黄色で見やすい)、遮光幕開閉レバーの形状(セブンは手袋をしたままではレバーが操作できない?)、それと露出計の精度らしい。
ただし、金具、ブライトフレーム、遮光幕レバーは、マミヤのサービスに問い合わせたところ、今でもセブンⅡと同等にする改造を受け付けている。。高山へ行くあてはないしレンズも当面一本だから、改造するとしても金具とフレームだけでいい(両方で8千円だそうだ)
買ってすぐフィルムを入れて試し撮りをしてみた。たしかに、こいつの露出計はかなりおバカである。ファインダーに強めのハイライトが入らなければ普通の露出を示すから壊れているというわけではないのだろうが、、少し逆光などになろうものなら一気にアンダーになる。でも、基本的には、マニュアルで撮るからさして気にはならん。
二重像はとても見やすく、ピント合わせは快適だ。むしろ気になるのはフィルムの消費量である。試し撮りで、あっという間に2本使ってしまった・・・