このカメラが出たときには、「まあ、随分軽く、ちっちゃくなっちゃって。ホールドしにくいな。こりゃお嬢さんやママ向けだな、」というのが感想。事実、新聞に載ったキヤノンの広告も、ママが娘を撮っているイメージを打ち出している。
こないだ、昼休みにビックカメラでふとキスデジを手にとってみた。このごろベッサを使っているせいか、ボディの小ささが以前ほど気にならなかった。そうなると、なぜかこのカメラのいい点ばかりが目に付くようになる。
自分の初代キスデジと比べると、今では当たり前とはいえ、液晶が大きいのがいい。シャッターも軽やかで、ファインダ消失が短くなっている気がする。RAWの書き込み速度は雲泥の差だ。画素数にはさして興味はないが、カタログ上の基本スペックは30Dとさして変わらない。
ニコンの攻勢への対抗か、1万円のキャッシュバックが始まった。ちょうどカメラの○ム○から、クーポンハガキが来たので値段を聞いてみた。キャッシュバックと2千円のクーポンを使うとボディの値段は6万2千8百円になる。
この小さいカメラには、大きなレンズやビヨーンと伸びるズームレンズはとても似合わない。EF24mmF2.8を中古で探して付けっぱなしあたりが粋じゃないか。などと、妄想が膨らんできた。これでボディ手ぶれ補正があれば言うことないんだけどなぁ・・・