エプサイトに野町和嘉「アンデス」を見に行く。これだけ見たら、きっと「なかなか良かった」ということになったのだろうが、手前のペンタックス・フォーラムの吉村和敏「林檎の里の物語」がとてもよかったので、「アンデス」の印象は「まあまあかな」という感じになってしまった。
風景写真にあまり興味がなくなってしまったので、吉村和敏という人は知らなかったのだが、写真集も沢山出ているので、その筋では結構有名人なのかもしれない。カナダの農村風景を撮ったものだが、ただキレイなだけではなくて、その村の風土とかそこに住んでいる人達の人柄とかが偲ばれるところがよい。10年通って撮り続けたというが肯ける。「こわれない風景」という本を買って、サインをしてもらった。風景は646と67で、人物はデジタルで撮ったとのこと。優しい感じの人である。こういう写真はもう日本では撮れないのだろうか。
帰りにキムラに寄って、オートコードに使えるフードはないかと聞いてみる。出てきたのが、このTommy君である。委託品2625円。人の足許を見たなんともいえない値段設定だ。仕方なく買う。装着はピッタシ。当時の2眼はほとんど75mmだからケラレないとは思うが・・・
今夜は「美の巨人達」で植田正治をやるらしい。楽しみ。