JCIIの鈴木先生の教室、準備や片づけをしなくていいし、先生もなんとも味があるので今月も参加してしまった。
今日はフィルムの現像。フィルムはTMax400、ISO200で撮影したものを用意との指示。つまり1段減感だ。
先生によるとTMaxデベロッパーはシャドーが気に入らないそうだ。(1:4より1:7のほうがいいとも) 今回の現像液はXTOL(1:1、20度、8分 1分連続攪拌、以後1分ごと5秒攪拌。定着は15秒攪拌、15秒放置を5分繰り返す。水洗はタンクに水を入れ攪拌後排水を5回繰り返した後。QWで5分適当に攪拌し、流水10分)とピロキャット(先生持参のJOBOの回転タンクで現像)。
XTOLの方はフィルム自体がどん曇りで撮影したためか、あまり変わりはないような気がする。
ピロキャット(PYROCAT=たぶん発音はパイロキャットじゃないかと思うが・・)は現像がユックリ進むのでシャドーのつながりがスムーズで、大判やプラチナで使われるそうだ。たしかにピーカンなのにシャドーがガクンと落ち込まないでつながりがキレイな気がする。今日はコンタクトで終了。再来週、プリントが楽しみだ。
この薬剤は日本では市販されていないがネットを見ると暗室オタクな方々が海外通販や自家調合して使っているようだ。 珍しいクスリを使わせてもらえるのは面白いのだが、現状、私には「ネコに小判」である。