平渓(ぴんしー)線は台湾のローカル線の一つで、台北から1時間程度でたどり着けるので、地元の方々の週末観光スポットである。平渓線の沿線には、古くは石炭の炭坑があり、終点の青(草かんむりに青)桐(ちんとん)には、旧日系鉱山会社の日本人社員宿舎跡が保存されている。昔は鉱山鉄道のようなものだったのだろう。
普通は、台北駅から電車で瑞芳(るいふぁん)に行って、そこで平渓線に乗り換えるのだが、今回は地下鉄とバスを使って、終点の青桐に入り、平渓→十份→瑞芳→台北と周遊する経路で辿ってみた。
台北中心から地下鉄で木柵に行き(20分程度)、木柵駅前から平渓方面行きのバスに乗る(青桐まで45分程度)。トータル1時間強で青桐に到着するが、木柵からのバスは1時間に1本程度なので、注意。幸い今回は20分待ち位で乗れた。
青桐は何にも無く、土産物屋がポツポツある程度だ。平渓は少し大きな集落であるが、ここもとりたてて何かある訳ではない。
平渓の町の高台からの眺望。要するに、山の中です。
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